ずーと以前に、ブラジル(Brasil)のリオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)にいくときに、ジャンボ飛行機のコックピットに入れてもらって、満天の銀河を満喫したり、訓練センターで、B-747のフライト・シミュレーターで、東京上空を飛ばさせて頂いたこともあるんですが、共に、オートマティック、自動制御のかたまりの感があり、コンピュータに人がコントロールされているような気がしたものでした。
Quipu of colors. Woven with camelid wool and human hair. The not is in all cord. Quipu was used for the accouning.
Technique: Braiding
エッ、人の髪の毛も使われていたのですね。
------------------------------------------- 「キープ(Quipu)は結び目で数を記録した道具。 基本的に、結び目を付ける下げ縄とそれをぶら下げるための主縄からなる。 下げ縄に施された結び目には、単結びと巻き結びがあり、前者は下げ縄の最下部で一の位を表わし、後者はそれ以外の桁の数を示すのに用いられた。 文書記録によれば、キープの色分けは数値の内容を示すとされているが、現在ではどの色が何の数値を記録したのかわかっていない。 16世紀にスペイン人によってなされた査察に際し、首長たちはキープに記録された数量を見ながら答えている。 インカの歴史や伝承を記録する目的でスペイン人がキープの専門職であるキープ・カマヨックと呼ばれる人々から、統計記録以外の情報も集めたということから、キープ(Quipu)には言語に類する情報が記されていたのではないかと考える研究者もいる。(S.O)」 (以上の文章は、「インカ、マヤ、アステカ展:The World of Maya, Aztec and Inca:The Three Great Civilizations of Mesoamerica & the Central Andes」資料より引用させて頂きました。)